
部門紹介

一般撮影
いわゆるレントゲンと呼ばれる一般の方が多い装置になります。例として内科で多い胸部や腹部の写真や整形外科のほぼ全身の写真の撮影などを可能としている分野です。各体の部位に合った撮影方法の技術を必要とすることや多方面からの撮影の実施により骨折や病変の探索の情報を提供するものになります。当院では撮影室1室で更衣室1室での連用のため、混雑時は撮影までお待たせしてしまうことがあります。ご理解とご協力の程お願いいたします。

X線TV装置
一般撮影とは違い、一般撮影を一時的なカメラの静止画写真とすると、こちらはビデオカメラのような存在になります。今まさに行なっている検査などを動画として映し出して体の内部を見ながら検査ができる装置です。バリウム検査などで当院でなくとも見たことがあるのではないでしょうか。令和元年に新しい機器を導入し、より画質が向上しました。

CT装置
CT装置とは放射線装置が回転し、その輪を通ることで体を輪切りにしたような画像を撮影することのできる装置です。これによって一般撮影ではわかりにくいものを発見できたりする精密検査のようなものになります。画像は足元から輪切りを見ているようなものとなるため肺の内部や腹部の各臓器の状態が鮮明にわかってきます。検査によっては造影剤の使用でより詳しく臓器などの状態検査も可能になります。救急などの第一線で検査されることも多いです。

MRI検査
上記の3つの検査はすべて放射線を使用した検査なのに対してMRIは磁石のような磁力を利用する唯一の機器になります。機会自体が磁石と同じなので注意事項も多く、部屋内金属などの持ち込みができません。大きい音、高い音がなることや狭いトンネルのような機械の中に入るなどの特徴があります。他の検査では見えにくい腱や靭帯などの状態を検査するのにも優れています。CTと同じく精密検査というものの一つですが、CTでは見えにくいものを画像にできるなど、体の中の情報をより提供してくれます。